ヒメユリ

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SS中の人第2弾 『ゆう+神田さん&うりょっち』

今日は2本更新するつもりーですっ。
とりあえずゆうちゃん視点っ

続きを読むからドゾー↓



『糸電話』(from you)


私の大切な人。『野中藍』さん

未だに信じられないのだけれど、その大切な人に
『大好き』と告げられた。
1週間経った今でも信じる事が出来なくて、教えていただいた
彼女のプライベートのケータイアドレスを何度も眺めながら
夢なら覚めないで…と願う。

「ゆうーさんっ」
「きゃっっ」

突然飛びつかれて声を上げてしまう。
下を見下ろすと、野中さん…ではなくて、同じくらいの
背格好である白石涼子ちゃんがいた。

「り、りょうちゃん…。どしたの?」
「えぇ~ゆうさんつれないですよぉ~。」

つれない??って…………。

「ってか、なんでここんとこずっとケータイチラ見してるんです?」
「えっ?あ、こ、これは、その、うん。別に」

「ふーん…………あからさまに………あ・や・し・い…。」
「あぅっ!!」

抱きついたままのりょうちゃんがアニメの様に目を細めて
にやりと笑って私を見上げてる。…まずいかもぉ…。

「あぁ!神田サーン!!」

数メートル先を歩いていた神田さんをりょうちゃんがを大きな声で呼ぶ

「なにぃ?…あ……うりょっちぃ…またぁ……ゆうちゃん困ってるじゃん。」
「えぇ~そんな事ないですよねぇ?」
「あ、え?あ…ははははは(汗」

申し訳ないけどちょっと困るんだな…。うん。

「で、なによ。」
「あ。そうそう、ゆうさんからラブ臭がっっ」

ら、ら、ラブ臭?!…パル?パルさん??

「…あ、そ。」
「えぇ~、なんですかぁその素っ気ない反応ぅ~」

りょうちゃんはぱっと私から離れて今度は神田さんにまとわりつく。
あはは、神田さん。ありがとうございます…。

「ゆうちゃんだって子供じゃないんだから彼氏の一人や二人いたっておかしくないじゃん。」
「だってー、わたしのゆうさんですよぉ~ヤダー汚れて欲しくないぃ。」

りょうちゃん…。あまり大きな声で言わないでください。ホントにお願い。
野中さんは今日別撮りだからいないけど…なんとなくその…。

「んーもぉ、白石!うっとぉしぃぞぉ~!!」
「神田サーン」

とりあえずりょうちゃんをくっつけたまま忙しそうに神田さんは
次のセリフ確認をしに監督さんの所に行ってしまった。

…なんとか…助かった…。

その時握っていたケータイが手の中で振動を始めた。
驚いて確認するとディスプレーにメールのマークと『藍さん』という文字。
今日は別の収録に行ってる野中さん。でも実はこの後待ち合わせ
だったり。

『こっち終わったよ~♪待ちきれないから迎えにいっていい?』

… … …えっ?!

「む、むかえっ…。」

「まったく……うりょはホントに……。…れ?ゆうちゃん。」

ケータイをみて固まっていた私に気がついて神田さんが
声をかけてきた。

「あ、か、神田さん。」
「…ぉう。」
「あ、りょうちゃんは?」
「うん。蹴散らしてきた。」
「えぇっっ!!…だ、大丈夫かな…あはははは…。」

神田さんの事だから本当に蹴ってたりして…、て、まぁ大丈夫だとは
おもうんだけど…。泣かないでねりょうちゃん…。

「…そっか、うりょっちの話も嘘じゃないか。」
「はぃ?」
「そっかそっかー。ゆうちゃんに彼氏ねぇ~。」
「かかかかかかか神田サァン?」

あぁ…振り出しに…。

「へー、ふーん、ほー……。」
「あ、いや、これは彼氏っていうか、その違うんですけど…でも、なんていうか、あの…。」
「いやいやいやー。皆まで言うな。うん。」
「あのぉ~。」
「大切な人が出来るっていいことじゃなーぃ♪なんていうの?生活に潤い?がでる?」

あぁ…神田さんが神田さんらしからぬこと言ってらっしゃる…。
と、取りあえず誤解という事にしなくては…。

「あの、神田さん、彼氏とかそう言うのではないんですよ…。あの大事なお友達っていうか…。」
「あぁ!これからかぁ!そっかー!がんばれよぉ~脈アリな感じ?」
「え、あ、脈アリとか…なんていうか…。」

はぅ~話が曲がらないぃ~。(泣
以外と神田さんこういう話すきなんじゃないんですか…
…ではなくて!どーしようぉ~。

「でも、守るばっかりじゃなくて攻めないとね、始まんないから。」
「あ、はぁ…はい…。」

守る?攻める?いったい何の話??

「ま、取りあえずまだコレからって事で、誰にも言わないから。もちろん
 うりょっちにも藍ぽんにも。」
「…はぃ…スイマセン」

いや、その後者の人なんですけどね、相手。

「良い様になったら教えてよぉ~!!じゃねっ」
「あっ…か………………………………………んださん……。」

私の話を一切ムシして台風の様にどこかに行ってしまった。

…さて。

取りあえず、あと30分ほどで収録も終わる予定だし。
野中さんが今ここに来るのは(なぜだか)まずいと思われるので近くの
カフェスタンドで待ち合わせという事にしよう。。。

私はケータイを開いてメールを打ち返す。

    『お疲れさまです。藍さんv 取りあえずこちらもあとチェックとOK待ちです。
     スタジオで待ち合わせるよりも近くのカフェで待ち合わせましょぅ。』

手短に打って送信ボタンを押す。…メールなら簡単に藍さんって言えるのになぁ…。

しばらくするとまたケータイが震える。

    『OKv じゃ、ソコで待ってる。終わったら一応メールして♪』 

少しホッとする。…今ここで野中さんに会ったら確実にぎこちなくなるから。
ケータイを鞄にしまおうとした瞬間にもう一度振動する。
首を傾げながら小窓をみると本日何度目かの『藍さん』の文字。
何かあったのかと思って慌てて開いてみると

    『あとちょっとや~! がんばれっっせっちゃんv 大好きやぇ~vv』

不意をくらったので心臓が飛び上がる。そのとたんに体がカーッと
熱くなって、頭に血がのぼりそう。

も、もぅ…このちゃんたら…。

頭の中で小さく突っ込みを入れてみる。

こんなちっちゃな電話の先にあなたがいる。
糸電話の様に繋がってるその先が見えてるワケではないのだけれど
でもこの電話は、確かにあなたまで繋がっている。しっかりと。


おわりっ。

ごめんなさいグタグタ(;´Д`)
ラブ臭は原作×夏SPのパルのセリフから…
糸電話はねぎま?!の「このせつ」ネタから…です。
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